こんにちは、早川です。
年に一度のキックオフ会議。
スクリーンに掲げられる今年のスローガン。
力強いメッセージ。
拍手とともに高まる会場の熱。
あの場で背中を押される人がいることも、私は知っています。
チームの一体感に力をもらえる人もいる。
それは素晴らしいことだと思っています。
でも、
正直に言うと、私は少しだけ憂鬱になります。
早く終わらないかな。
自分のプロジェクトに戻りたいな。
そして会議が終わったあと、
ふと胸の奥に浮かぶ感覚。
「自分は、この組織に必要とされているのだろうか」
盛り上がれない自分。
発言しない自分。
静かなままの自分。
その姿を、無意識のうちに
足りない人として測ってしまうのです。
でも、あるとき気づきました。
あのモヤモヤは、能力の問題ではないことに。
キックオフのような場では、
場を盛り上げる力や発信する力が目立ちます。
一方で、
私が日々発揮しているのは、
任せられる力や積み上げる力。
自分の強みとは別の基準で、
自分を測っていただけだったのです。
こうした場は、キックオフに限りません。
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全社会議
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目標共有の時間
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成果発表の場
「熱量」が前面に出る時間では、
どうしても分かりやすい貢献が光を浴びます。
でも、日々の実務の現場では、
また別の基準が静かに動いています。
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期限を守ること
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リスクを先回りすること
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淡々と積み上げること
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最後まで任せられること
私は、プロジェクトに集中しているとき、
「必要とされていないのでは」という感覚は消えています。
つまり、
私は必要とされていないのではなく、
力を発揮する場が違うだけだったのです。
私のような内向型HSPは、
外から火をつけられて燃えるタイプではありません。
安心できる環境で、
信頼を感じながら、
静かに力を出すタイプです。
だから、
熱量の場で静かだったからといって、
あなたの価値が薄くなるわけではありません。
もし今、あなたが
成果は出しているのに、
会議や共有の場のあとだけ、
少し自己否定してしまうのなら。
それは、あなたが間違っているのではありません。
ただ一時的に、
自分の強みが発揮されにくい場にいただけです。
主戦場は、別にある。
無理にその場で熱くならなくてもいい。
無理に声を大きくしなくてもいい。
自分が力を出せる場所で、
静かに結果を出せばいいのです。
自分が力を出せる場所を知ることは、
組織から離れることではありません。
むしろそれは、
静かに組織に貢献し続けるための、
大切な自己理解なのです。
P.S.
もし今日の話を読んで、
「静かに働く自分のままでいいのかもしれない」
そう感じたなら。
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もう少し体系的に知りたい方へ。
必要なタイミングで、そっと受け取ってもらえたらうれしいです。



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