「得意です」と言わなくても、強みは仕事の中で伝わっていく

内向型の働き方

こんにちは、早川です。

 

仕事はきちんと進めているのに、
自分の強みが伝わっている実感はあまりない。

そんな感覚になることはありませんか?

かといって、自分から
「私はこれが得意です」
「こういう強みがあります」
と言うのは、どこか違和感がある。

前に出ることに抵抗がある人ほど、
強みの伝え方に迷いやすいのだと思います。

 

私自身も、そうです。

段取りが得意です。
論点整理が得意です。
リスクを早めに拾うのが得意です。

そんなふうに自分で言うことは、
たしかにできるのかもしれません。

でも、
日常の仕事の中でそれをそのまま言うと、
少し自分を大きく見せているようにも聞こえます。

受け取る側からしても、
「それは本当にそうなのか」
と感じるかもしれません。

強みをそのまま言葉にしただけでは、
なかなか伝わりません。

むしろ、
普段の仕事の中で自然に見えたときの方が、
相手には納得感を持って伝わるのだと思います。

ただ、
何もしなくても伝わるわけではありません。

頭の中だけで完結していれば、
周囲には見えないからです。

大切なのは、
強みを大きく語ることではなく、
仕事の中で少し見えるようにしておくことだと思っています。

 

特に、内向型の人には、
この伝え方の方が合いやすいように思います。

会議で勢いよく話す。
成果を分かりやすく打ち出す。
周囲を巻き込みながら存在感を出す。

そういう伝え方が合う人もいます。

でも、静かに働く人には、
静かに働く人に合う伝え方があります。

日々の仕事の中で、
考え方や判断の仕方が少し見えるようにしておくことです。

たとえば、会議の前に、
「今回、確認したい点は
大きく3つあると思っています」
と伝える。

会議中に、
「ここは急ぐより、
前提をそろえた方がよい気がします」
と一言添える。

会議後に、
「認識がずれないように、
簡単にメモにまとめておきます」
と補足する。

こうした行動には、
「私は整理力があります」
「リスクを見るのが得意です」
「先を読んで動けます」
という強みの名前は出てきません。

でも、
この人は、論点を整理している。
前提をそろえようとしている。
先の影響を見ている。

そうした仕事の進め方が、
相手に少しずつ伝わります。

 

私も、自己アピールは苦手でした。

でも、
仕事を進める中で、論点を整理する。
必要な確認点を出す。
判断の理由を残す。
迷っている点を言葉にする。
あとからでも、認識がずれないように整える。

そうしたことを繰り返してきました。

当時はそれを、
自分の強みとして伝えているつもりはありませんでした。

ただ、仕事を進めるうえで必要だと思って、
淡々とやっていただけです。

でも振り返ると、
そこに自分の強みは出ていたのだと思います。

 

強みを伝えるというと、
どうしても自分を前面に出すことのように感じます。

でも、実際にはそうとは限りません。

自分が何を見ているかを少し出す。
考えた道筋を少し添える。
その場で言えなかったことを、後から整えて伝える。

それだけでも、
「あ、この人はちゃんと考えている」
と伝わっていきます。

 

その場でうまく話せなかった日があっても、
自分には伝える力がないと決めつけなくていい。

会議中に目立てなかったからといって、
強みがないわけではありません。

強みは、声の大きさではなく、
仕事の進め方にも表れるからです。

事前に整えること。
短く補足すること。
後から言葉にすること。

そうした静かな伝え方の中にも、
その人らしい強みは表れます。

だから、無理に主張しなくてもいい。

頭の中で考えていることを、
必要な場面で少しだけ外に出してみる。

それが、静かに働く人が、
無理なく強みを伝える方法なのだと思います。

P.S.

静かに働く中で、
自分を大きく見せなくても、
強みや信頼は少しずつ伝えていける。

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