こんにちは、早川です。
40代になると、
働き方に違和感があっても、
大きく動けないことがあります。
転職する。
異動を申し出る。
独立する。
頭では、
そういう選択肢があることは分かっている。
けれど、実際にはそう簡単ではありません。
家庭のために、収入を守る必要がある。
子どものこともある。
ローンもある。
これまで積み上げてきた立場もある。
だから、今の働き方に違和感があっても、
すぐに大きく動けるわけではない。
でも、守るものがあるから、慎重になる。
失敗したときの影響を考えるから、迷う。
簡単にリセットできる年齢ではないから、立ち止まる。
それは、40代として
とても自然な感覚でもあると思います。
ただ、大きく動けないからといって、
何も変えられないわけではありません。
今いる場所でも、
少しずつ整えられることはあります。
私自身、以前は
月に40時間ほど残業していました。
毎日2時間の残業は、
夜の家族との時間を奪うには、
十分な時間でした。
当時は働き盛りで、
仕事量も多かった。
でも、今振り返ると、
単にそれだけの理由でも
なかったように思います。
その奥にあった残業の要因は、
「間に合うかわからない」
という不安だったと思います。
このままで本当に終わるのだろうか。
どこかに抜け漏れがあるのではないか。
今のうちに少しでも進めておいた方が安心なのではないか。
そんな不安があると、
なかなか仕事を終えることができません。
もう少しだけ進めよう。
ここも確認しておこう。
念のため、ここまでやっておこう。
そうやって、
不安を減らすために
手を動かし続けていたのだと思います。
でも、どれだけ時間を使っても、
不安が完全になくなるわけではありませんでした。
むしろ、残業までして働いているのに、
安心して終われていない。
体は疲れているのに、
頭の中ではまだ仕事が続いている。
そこから少しずつ変わっていったきっかけは、
まず、不安の正体を言葉にすることでした。
本当に間に合わないのか。
それとも、期限までの道筋が見えていないだけなのか。
タスクが多すぎるのか。
それとも、ひとつのタスクが大きすぎるのか。
今日やらなければいけないことなのか。
それとも、明日でも間に合うことなのか。
そうやって不安を小さく分けていくと、
整えられる場所が少しずつ見えてきました。
タスクが大きすぎるなら、
まず小さく分ける。
間に合うか不安なら、
完成日だけを見るのではなく、
途中で一度確認するためのマイルストーンを置く。
完璧に仕上げようとせず、
7割くらいの段階で一度上司に見せる。
今日やるべきことが多すぎるなら、
すべてを今日に抱え込まず、
「これは明日の朝に改めて判断する」と決める。
終わりの時間が曖昧なら、
何時に仕事を終えるのかを家族に宣言してみる。
どれも、大きな行動ではありません。
ただ、不安を作業時間で埋めようとするのではなく、
不安の正体を小さく分解して、
今できるところから整えていっただけ。
そうやって一つずつ整えていくと、
「まだ不安だから続ける」ではなく、
「ここまで見えたから、今日は終えていい」
と次第に思えるようになります。
不安がゼロになるわけではありません。
それでも、不安に押されて働き続ける状態からは、
少しずつ距離を置けるようになります。
40代の働き方は、
一気に変えなくていいと思います。
大きく動きたくても、
すぐには動けない事情がある。
家庭のこと。
収入のこと。
積み上げてきた立場のこと。
年齢への不安。
そうしたものを抱えながら働いているのだから、
慎重になるのは自然なことです。
でも、大きく動けないからといって、
何も変えられないわけではありません。
今日の働き方を、少しだけ整える。
不安に押されて働き続けるのではなく、
今日はここまででいいと思える状態をつくっていく。
それも、
働き方を自分のスタイルに近づけていくための
大切な一歩です。
P.S.
今日の記事に近いテーマとして、
残業を減らしながら家族時間を守るために整えてきた工夫を、
Kindle本にまとめています。
「今日はここまででいい」と思える働き方に整えたい方は、
よかったらこちらも読んでみてください👇


