「自分らしく生きる」が、自分を狭めることもある

自分軸と価値観

こんにちは、早川です。

 

これまで私は、
「自分らしく働くこと」を大切にしてきました。

周りと同じように振る舞おうとして、
無理をしすぎないこと。

世間でよいとされる働き方だけを、
正解だと思わないこと。

自分の性格や価値観を知り、
自分に合ったやり方を選ぶこと。

内向型で周囲の刺激を受けやすい私にとって、
自分の性質を理解することは、
働き方を整える大きな助けになりました。

 

会議では、その場の勢いに頼るのではなく、
事前に考えを整理しておく。

誰とでも広く関係を築こうとせず、
必要な人と必要なやり取りを重ねる。

長時間働くことではなく、
期限内にきちんと仕事を返すことで信頼を積み上げる。

自分の性質を知ったからこそ、
無理に誰かのやり方をまねしなくても、
成果を出せるようになったのだと思います。

 

私たちは、
自分をさまざまな言葉で捉えています。

会社員としての自分。

父親や夫としての自分。

内向型HSPとしての自分。

成果を出す専門職としての自分。

こうした枠組みは、
自分を理解する助けになります。

 

ただ、
自分らしさを言葉にしすぎることで、
逆に自分の行動や可能性を狭めてしまうことも
あるのではないかと感じています。

「人付き合いが得意な人ではない」

「新しいことを始めるタイプではない」

「自分は発信する人ではない」

と、自分にできることを狭く決めてしまう。

 

私自身、以前は自分のことを
「コミュニケーションが苦手な人間」だと思っていました。

ところが、
転職して新しい人たちと働く中で、

「コミュニケーションがスムーズですね」

と言われることがありました。

最初は、少し意外でした。

けれど振り返ってみると、
私が苦手なのは、
大人数の中でその場の流れに合わせて話すことでした。

1対1で相手の話を聞き、
考えを整理しながらやり取りすることは、
むしろ得意なのかもしれない。

「コミュニケーションが苦手」という一つの言葉で、
自分をひとくくりにしすぎていたことに気づきました。

 

発信も同じです。

前に出て自分を強くアピールすることが得意ではない私が、
自分の考えを人に向けて書き、本を出版するようになるとは、
以前は思っていませんでした。

けれど、小さく始めて続ける中で、
言葉にして届けることも、
少しずつ自分の一部になっていきました。

自分らしさは、
行動しないための理由ではなく、
自分に合った方法を考えるための手がかりなのだと思います。

 

もちろん、本当に合わないことを
無理に続ける必要はありません。

ただ、「自分はこういう人だから」と
可能性まで決めてしまわない。

少しだけ試してみる。

やってみて初めて見える景色もある。

そして、やってみて違うと思えば、
戻ってくればいい。

自分らしさは、
自分を囲い込む枠ではなく、
迷ったときに戻ってこられる目印くらいでいいのかもしれません。

 

自分らしくあることを大切にする。

でも、自分らしさだけに縛られない。

その間にある少しの曖昧さを、
これからは大切にしていきたいと思います。

 

P.S.

もし今日の話を読んで、

「自分はこういう人だから」と
自分の可能性まで狭く決めず、

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