会社でうまくいかない日も、それだけが自分のすべてではない

40代のキャリア

こんにちは、早川です。

 

仕事と家庭の役割で毎日が埋まる。

40代になる頃には、
そんな日常が当たり前になっていました。

会社では、
自分の役割をきちんと果たす。

家に戻れば、
夫や父親として家族と過ごす。

どちらも、
私にとって大切な時間です。

けれど以前の私は、
仕事と家庭以外に、
自分自身として何かに取り組める場所を、
持っていませんでした。

そのことに、
大きな不満があったわけではありません。

それでも、
仕事で手応えを感じられない時期には、
自分まで一緒に停滞しているように
感じることがありました。

会社員として働いている以上、
仕事が自分の中で大きな割合を占めるのは
自然なことです。

だからこそ、
仕事だけが自分の手応えを感じる場所になると、
そこで起きたことに、
気持ちまで引っ張られやすくなるのだと思います。

今振り返ると、
私に必要だったのは、
仕事の悩みを解消する方法だけでは
ありませんでした。

仕事や家族を大切にしながら、
その外側にも、
自分自身として活動できる場所を
少しずつ増やしていく。

そんな生き方だったのだと思います。

​会社の外に、
静かにつながれる場所ができた

発信やテニスを始めたことで、
仕事と家庭以外にも、
自分自身として活動できる場所が
少しずつ増えていきました。

そこでは、
仕事とは違う小さな手応えも
感じられるようになりました。

活動を続ける中で得たのは、
充実感だけではありません。

誰かとの、
無理のない静かな接点もありました。

私は、
内向型でHSP気質なところがあります。

大勢の人と過ごすより、
一人で静かに考えたり、
文章を書いたりする時間を好みます。

けれど、
一人の時間が必要なことと、
誰ともつながらなくてよいことは違います。

私に必要だったのは、
たくさんの人と交流することではなく、
自分に合った距離で、
誰かと静かにつながっていることでした。

書いた文章や本を受け取ってくれる人。

テニススクールでの緩やかな交流。

そこにあるのは、
密な人間関係や積極的な交流ではありません。

それでも、
誰かとのやり取りや小さな反応を通して、
静かな手応えが返ってくる。

そんな接点が、
会社の外にも少しずつ増え、
仕事や家庭とは別に、
自分自身として過ごせる時間も
生まれていきました。

​仕事だけで、
自分の手応えを測らなくなった


そうした場所が増えるにつれて、
仕事だけで自分の手応えを
測らなくなりました。

仕事では手応えを感じにくい時にも、
書いた記事に反応をもらえることがある。

テニスで前よりうまく打てることがある。

家族といつもどおり食事をしているうちに、
その日の仕事を
少し離れたところから見られることもある。

仕事で嫌なことがあれば、
今でも落ち込みます。

ただ、以前とは少し違います。

今日は、
仕事では手応えを感じられなかった。

でも、
それだけで今日の自分を決めなくていい。

そう思える場所が会社の外にもあることで、
仕事で起きたことだけを、
自分全体の評価にまで広げずに
済むようになりました。

​別の場所の手応えが、
仕事や暮らしへ返っていく


これは、
趣味や発信で気を紛らわせるだけの
話ではありません。

会社の外で小さな手応えを受け取ると、
気持ちに少し余白が生まれます。

すると、
仕事にも必要以上に力まず、
また向き合える。

反対に、
本業で得た経験が発信の材料になり、
発信を通して考えを言葉にする力が、
仕事に活きることもあります。

一つの場所で得たものが、
別の場所へ戻る力になる。

一方がうまくいかないときには、
もう一方が気持ちを支える。

そんな循環が、
確かにあるように感じます。

​会社の外にも、
心の置き場所を


これまで私は、
仕事の外に活動する場所を持つことを、
新しい力を身につけたり、
自分を活かせる場所を
広げたりすることだと考えていました。

けれど、
もう一つの意味がありました。

それは、
自分の気持ちや価値を、
一つの場所だけに預けずに済むことです。

会社の評価だけで、
自分が前に進んでいるかを決めない。

一つの場所で
手応えを感じられないからといって、
人生全体まで停滞していると決めつけない。

会社の外に、
自分に合った活動と、
誰かとの静かな接点を持つ。

そこで小さな手応えを受け取り、
また仕事や暮らしへ戻っていく。

仕事でうまくいかない日があっても、
それだけが自分のすべてではない。

そう思い出させてくれる場所が、
会社の外にもある。

そんな心の置き場所がいくつかあるからこそ、
一つの場所で手応えを失うときにも、
自分まで見失わずにいられるのだと思います。

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