出世を手放したあとに残った、もう一つの問い ── 静かにやり抜くという選択

内向型の働き方

こんにちは! 早川です。

 

私は、30代後半に「管理職を目指さない」という選択をしました。

今は、この道を選んでよかったと、心から思えています。

ただ、その決断ですべてがすっきり片づいたかというと、そういうわけではありませんでした。

 

キャリアの大きな軸を決めたあとも、日々の中では、小さな問いが何度も浮かびます。

仕事は回っている。

成果も、ある程度出ている。

以前より整ってきた感覚もある。

それでも、ふとした瞬間に「このままでいいのだろうか」と考えてしまう。

何かを変えたほうが、いいような気がする。

次の一手を、探さなければならない気もする。

ただ、何を変えたいのかは、自分でもはっきりしませんでした。

 

振り返ってみると、私がやってきたことは、とても地味なことばかりです。

朝の静かな時間に、特別な気合を入れるわけでもなく、その日やると決めたことに手を伸ばす。

うまく進まない日があっても、翌朝には、また同じルーチンに戻る。

人生が切り替わるような出来事があったわけでも、大きな決断を何度も重ねてきたわけでもありません。

ただ、続けられる形だけを、少しずつ整えてきました。

 

ある朝、いつものように予定を確認して、最初のタスクに取りかかりました。

決して特別な朝ではなく、いつもと同じ流れです。

でも、その日は、手が止まりませんでした。

以前なら、

「もっと優先すべきことがあるのでは」

「この順番で合っているのだろうか」

そんな考えが浮かび、一度立ち止まっていたことも多かった。

その日は、考える前に体が動いていました。

あとから振り返って、「ああ、迷いが減っていたんだな」と気づいた。

そんな感覚でした。

 

改めて振り返ってみると、確実に減ったものがありました。

判断に迷う時間。

他人と比べる時間。

「足りていないのでは」という不安。

それらが、少しずつ、けど確かに、自分の内側から消えていく感覚でした。

 

私にとってのコミットメントは、声を上げることでも、気合を見せることでもありません。

任された仕事を、期限内に終わらせる。

調子がいい日も、そうでない日も、できるだけ同じ質で仕上げる。

淡々と、外さずにやり切る。

内向型の私にとっては、それがいちばん自然で、いちばん信頼につながるやり方でした。

 

続けるというのは、何かを積み上げ続けることでもあり、戻る場所を決めておくことなのかもしれません。

それは、その日やると決めたことに、迷わず手を伸ばせる状態です。

気分が揺れる日があっても、考えがまとまらない朝があっても、まずはそこに戻る。

その繰り返しが、気づけば自分の型になっていました。

 

もし今あなたが、仕事はある程度回せているのに、次に何に力を注げばいいのか分からない…

そんな感覚を抱えているなら、それは立ち止まっているわけではありません。

ある程度整ってきたからこそ、次に向かう感覚がはっきりしなくなる時期があります。

この段階では、やることを増やす必要はないのだと思います。

 

静かにやり抜いているなら、あなたはもう、立ち止まっているわけではありません。

迷いが出てきたのは、何かが崩れたからではなく、ある程度整ってきたから。

だから焦らなくていい。

その日やると決めた最初の一歩に戻り続けている限り、積み上げは続いています。

それは、成果を出し続けるための、あなた自身の型になるはずです。

P.S.

この記事では、「管理職を目指さない」と決めたその後に、どんな葛藤が残ったのかを書きました。

もし今、その決断そのものに迷いがあるなら、

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