こんにちは、早川です。
月曜の朝。
やることは分かっているのに、
どこから手をつけるかで手が止まる。
そんな感覚、ありませんか?
私は今でこそ、
週末に来週の計画をしていますが、
30代後半の頃は、そうではありませんでした。
タスクは思いついたときに都度入れる。
急ぎのものから順に処理する。
その場その場では回っているつもりでも、
週単位で整えることはしていなかったのです。
だから、急ぎに飲み込まれ、
「大切だけど急ぎではないこと」が
後ろにずれていきました。
家族との時間も、例外ではありませんでした。
そこで気づいたのです。
足りなかったのは気合いではなく、
全体を整える時間だと。
週末にやっていること
大がかりなことをしているわけではありません。
週末のどこかで、
ほんの少しだけ時間をとります。
最初は20〜30分かかるかもしれませんが、
慣れてくれば10〜15分ほどで終わります。
やることはシンプルです。
でも、順番だけは大切にしています。
① まずはガントチャートで全体を俯瞰する
最初に見るのは、ガントチャートでの
仕事と副業の進捗状況です。
私は、Brabioを愛用しています。
・終わったタスクはクローズする
・遅れているものは再調整する
・来週動かすべきものを確認する
ここで、現実を直視します。
進んでいないなら、進んでいないと認める。
この俯瞰をして初めて、
来週の設計ができます。
② 来週処理するタスクをすべて入れておく
ガントチャートを見ながら、
来週動かすタスクをすべてToDoに入れます。
私はTodoistを使っていますが、
OutlookのTo Doや手帳でも同じことはできます。
この時点では、
正式な期限や時間までは決めません。
タスク名の横に
「~2/15」のように完了目安を書き添えるだけ。
週末は、決めすぎない。
大事なのは、
来週やるべきことを頭の外に出しておくことです。
③ 来週のタスク量を確認する
すべて入れ終わったら、
「来週、自分はこれだけ動くのか」
と量を確認します。
詰め込みすぎていないか。
偏っていないか。
ここで初めて、
来週の全体像が見えます。
④ 当日の朝に、実行設計をする
実際に期限や時間枠をToDoに設定するのは、
その日の朝です。
優先順位の高いものから、
その日の時間に入れ込む。
私の場合、
自分の重要プロジェクトは
必ずAMのフォーカス時間に置きます。
午後は突発対応や連絡が増えるからです。
ここでようやく、
今日の進め方が決まります。
私の中での整理
私の中では、こう整理しています。
週末は俯瞰。
朝は実行設計。
役割を分けることで、
無理なく回り続けるようになりました。
週末にすべてを決めきらない。
当日朝に最終判断の余地を残す。
それが、崩れにくさにつながっています。
週末に仕事のことを考えるのか?
ここまで読んで、
「週末に仕事のことを考えるのは抵抗がある」
「それは業務時間内にやるべきでは?」
そう感じる方もいるかもしれません。
その感覚は、とても健全だと思います。
ただ、私の中では少し捉え方が違います。
私は、
プライベートと仕事を
きれいに線引きできるものだとは思っていません。
どちらかを守ろうとするとき、
もう一方の設計も必要になる。
だから週末にしているのは、
仕事のための時間というより、
一週間全体を整える時間です。
家族の予定を見て、
自分の空き時間を確認し、
その現実に合わせて仕事の段取りを考える。
私にとっては、
それらは切り離せるものではなく、
自然につながっています。
だからこそ、この10分は
仕事の時間ではなく、
自分のペースを取り戻す時間だと感じています。
なぜこれで残業ゼロに近づくのか
期限を曖昧にしないことで、
「いつかやる」が消えます。
重要なものを朝に処理しておくと、
後回しにする仕事が減ります。
「今日やるはずだったこと」が
翌日にずれ込まない。
小さな遅れが積み重ならないので、
仕事が溜まりにくくなります。
その結果、
夜に持ち越す仕事が減ります。
残業が減るのは、
早く終わらせようと頑張っているからではありません。
仕事が溜まりにくい順番で進めているからです。
特別な能力があるわけではありません。
ただ、崩れにくい形に整えることを、
毎週繰り返しているだけ。
その差はすぐには見えませんが、
あとから確実に効いてきます。
完璧にやらなくていい
ここまでの話を聞いて、
「そこまでやるのは大変そう」
と思うかもしれません。
でも、最初から全部やる必要はありません。
まずは、
週末に来週やることを、すべて書き出す。
これだけでも十分です。
それだけで、
月曜の迷いは減ります。
慣れてきたら、
全体を見る時間を少し足してみる。
さらに余裕があれば、
朝の実行設計を取り入れる。
徐々に重ねていけばいいのです。
出世を目指さず、
残業もほとんどせずに働けているのは、
こうした小さな設計の積み重ねがあるからだと
思っています。
来週を変えるのは、
月曜の勢いではありません。
週末に、ほんの少し立ち止まること。
静かに整えた人から、
週明けは軽くなっていきます。
あなたも今週末、
ほんの少しだけ、
一週間を整える時間を
つくってみませんか。
その10分が、来週の余裕をつくります。
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