成果は出ているのに、手応えがない── 静かに働く人が感じやすい違和感の正体

内向型のマインドセット

こんにちは! 早川です。

 

仕事は回っている。

成果も出ている。

特別なトラブルが起きているわけでもない。

それなのに、ふとした瞬間、
立ち止まってしまう感覚がありました。

「人としての手応えが、返ってこない」

評価されていないわけではない。

むしろ、静かに任されている。

それでもどこかで、
自分は「役割」として見られているだけなのではないか。

そんな違和感が、残っていました。

 

仕事は滞りなく進み、
誰かに迷惑をかけることもない。

ただ、返ってくるものが少なかったのです。

「助かりました」

「ありがとう」

「どう思った?」

そういった言葉や反応が、ほとんど返ってこない。

仕事は終わっているのに、
人との距離だけが動いていないような感覚が残る。

それが、当時の私の正直な実感でした。

 

振り返ってみると、いつの間にか、
「あまり手をかけなくても大丈夫な人」になっていました。

説明しなくても理解できる。

途中で確認しなくても進められる。

期限も品質も、安定している。

そういう人ほど、
やり取りは少しずつ減っていきます。

声をかけられない。

途中経過を聞かれない。

成果だけが、淡々と受け取られていく。

それは軽視ではありません。

任せていい、という信頼の形だったのだと思います。

ただ、私の心は、
そこまで割り切れていませんでした。

 

当時の私は、
この感覚を「孤独」だと思っていました。

人間関係が薄くなったのではないか。

距離を置かれているのではないか。

でも、後から振り返ると、
少し違っていたように思います。

誰かと対立したわけでもない。

居場所を失ったわけでもない。

ただ、
気持ちのやり取りが、ほとんど起きなくなっていただけ
だったのです。

仕事の関係が、
人よりも「役割」中心になっていった。

それだけのことだったのだと思います。

 

それでも、この感覚は、
どうしても「おかしいもの」に思えていました。

世の中では、

  • よく話す人

  • 場を和ませる人

  • 反応が大きい人

そうした人が、
「人間関係がうまい」とされがちです。

だから、
静かな関係性の中にいると、
自分の立ち位置がズレているような気がしてしまう。

でも実際には、
人として何かが足りなくなったのではなく、
求められる関わり方が変わっただけ

ということも多いのです。

 

私は、この感覚を
無理に埋めようとするのをやめました。

にぎやかな場所に戻ろうともしなかった。

自分を変えようともしなかった。

代わりに考えたのは、
「自分は、何を失ったのか」
そして
「何を得ていたのか」ということでした。

すると、この違和感は、
欠けたものではなく、
静かに積み重ねてきた結果として
自然に生まれた感覚
なのだと思えるようになりました。

人としての価値が下がったのではない。

関係のあり方が、少し変わっただけだったのです。

 

もし今、あなたが
成果は出ているのに、
手応えだけが返ってこない。

そんな感覚を抱えているなら、

それをすぐに
「自分は間違っているのかもしれない」
と結論づけなくてもいいのだと思います。

それは、
静かに続けてきた人だからこそ立っている場所
だから。

あなたが感じているその違和感は、
本当に何かが欠けているのでしょうか。

それとも、
関係性が変わったサイン
なのでしょうか。

この感覚に名前をつけられたとき、
あなたはもう、
自分の立ち位置を疑わずにいられるはずです。

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